2026-10

猫の科学

【獣医師監修】猫の慢性腸症・IBD|繰り返す下痢・嘔吐と療法食

「下痢や嘔吐が何週間も続く」「食べているのに体重が減っていく」——こうした症状が3週間以上くり返す猫では、猫の慢性腸症という病態が疑われます。これは特定の一つの病気の名前ではなく、慢性的な消化器症状を示す複数の疾患をまとめた「総称」です。原...
犬の科学

【獣医師監修】犬の前庭疾患|老犬の急なふらつき・斜頸ケア

昨日まで元気だった老犬が突然立てなくなり、頭を傾けてグルグル回る、目が揺れて吐いてしまう——そんな姿を見ると「脳梗塞では」と血の気が引くものです。実はこうした症状の多くは、脳ではなく平衡感覚をつかさどる器官のトラブルが原因で起こります。突然...
犬の科学

【獣医師監修】犬のドライアイ(乾性角結膜炎)|涙不足と目薬ケア

「目やにがネバついて増えた」「白目がいつも充血している」——その犬の目のトラブル、涙が足りていないサインかもしれません。犬のドライアイ(乾性角結膜炎・KCS)は、涙の分泌が減って角膜や結膜が乾いてしまう病気です。気づかずに放置すると角膜が傷...
犬の科学

【獣医師監修】犬の尿失禁|老犬・避妊後の原因とケア用品

愛犬の寝床がいつの間にか濡れている、立ち上がった場所に水たまりができている——そんな変化に気づいたら、犬の尿失禁を疑うサインかもしれません。尿失禁とは、本人が意識しないうちに尿がもれてしまう状態を指し、自分の意思で排尿する「おもらし」とは区...
犬の科学

【獣医師監修】犬の気管虚脱|小型犬・シニアの咳とハーネスケア

小型犬やシニア犬が「ガチョウの鳴き声のような咳」を繰り返す――その背景にしばしばあるのが犬の気管虚脱です。興奮したときや暑い季節、散歩で首輪を引いたときに症状が強まるのが特徴で、進行すると呼吸困難につながることもあります。犬の気管虚脱は完治...
犬の科学

【獣医師監修】犬の糖尿病|多飲多尿のサインとインスリン・療法食

シニア期の愛犬が急に水をたくさん飲むようになった、尿の量が増えた、よく食べるのに痩せてきた――こうしたサインの裏にひそむ代表的な病気が犬の糖尿病です。犬の糖尿病はインスリンの分泌が足りなくなる「インスリン依存型」が中心で、人の2型糖尿病とは...
猫の科学

【獣医師監修】猫エイズ(FIV)・白血病ウイルス|免疫ケアと室内飼育

完全室内飼育が広がった今でも、猫エイズ(FIV)と猫白血病ウイルス(FeLV)は保護猫や外に出る猫で身近な感染症です。「猫エイズ=すぐに命にかかわる病気」というイメージは正しくなく、適切な管理で長く穏やかに暮らす猫は少なくありません。まずは...
猫の科学

【獣医師監修】猫の口内炎(歯肉口内炎)|痛みと食事の工夫

「ごはんを前にすると鳴くのに食べない」「口を気にして前足でこする」——そんな様子が続くとき、背景に猫の口内炎が隠れていることがあります。猫の口内炎の多くは歯肉口内炎(FCGS)と呼ばれる慢性の強い炎症で、口の奥までただれるため、猫は想像以上...
猫の科学

【獣医師監修】猫の肝リピドーシス(脂肪肝)|食欲不振と高栄養食

太り気味の愛猫が、数日ごはんを食べていない——「そのうち食べるだろう」と待っているうちに、猫の脂肪肝(肝リピドーシス)という命に関わる病気が進むことがあります。猫の脂肪肝は、食べない状態が続くと肝臓に脂肪がたまって働かなくなる、猫に特有の重...
猫の科学

【獣医師監修】猫喘息|咳・呼吸困難の原因と環境ケア

愛猫が首を伸ばして低くうずくまり、「ケホッ、ケホッ」と咳き込む——吐こうとしているように見えて、実は猫喘息による発作のことがあります。猫喘息は、アレルギーなどで気道が慢性的に炎症を起こし、発作的に呼吸が苦しくなる病気です。重い発作は命に関わ...